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「これは経費で落ちません」最終回(2019/9/27)

今日が最終回でした。
経理という地味な仕事に焦点を当てて、それでいて経理をごまかそうとした人を吊るし上げるのではなく、それは会社のためなのかどうかということを一緒に考えてくれるいいドラマでした。

個人的には前半の頃の各回が好きで、派遣社員と正社員の格差の問題やいつまでも職場の花的な扱いを受ける女性の働き方に焦点を当てた回が良かった。

いいドラマでした。

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監察医朝顔 最終回(2019/9/23)

全くドラマを見ない時期もあるのだが、この7月から9月にかけては「監察医朝顔」と「それは経費で落ちません」を見ている。
どちらもいいドラマである。

で、今日は「監察医朝顔」が最終回であった。
バレーボールがちょっと長引いたが10分延長だけでドラマは開始。
ドラマの放送が始まる7月からいいドラマの予感はなぜか漂っていた。

主演が上野樹里で、彼女の出演する作品をそんなに見ているわけではないのだが、なぜかこのドラマは面白いのではないかという予感はしていた。
コミカルという意味ではない。

ストーリーは上野樹里演じる法医の朝顔が成長し、経験を積み彼女自身も人生を重ねていく話。
各回に事件が起きてそれはほぼその回で解決される。
ただ、このドラマはその事件解決が主ではなく、東日本大震災で母親を失った朝顔と、時任三郎演じる父親の平(たいら)の気持ちを丁寧に描いていくことが主になっている。

私は実は最初の1、2話は見逃していて、第3話から見始めた。
たまたまつけていたテレビで放送が始まったのだが、それが本来なら第3話が放送される回。
しかしこれが放火事件がテーマで、当時まだ発生後間もなかった京都アニメーション放火事件を想起させるということで、この日は第1話と第2話のダイジェストのような形だった。

2話分を1話にまとめているから、そこまで全てを把握できたわけではないが、それでもドラマの良さを感じるには十分だった。

妻が亡くなったことを受け入れられず、休みの日にはずっと捜索活動をしている平、東北に行く前に妻が書き残して行ったメモがずっと残っている様子、などなど。
そして朝顔は風間俊介演じる桑原と結婚し、ドラマは途中から朝顔に子供が生まれて4歳になったところから第2章が始まる。

第2章ではより身近な人に事件が起きて朝顔にも異変が起きるが、そこに大きな災害が発生して災害現場で奮闘するのが最後のエピソードになっている。
そこの研究室にいる人が皆それぞれの役割を果たそうと一所懸命でそれがこのドラマの良さも引き出している。

決して華やかな仕事ではないけれど、それに真摯に取り組む。
そしてその姿勢が私生活で家族に対する接し方にも感じられる。

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「みらいめがね それでは息がつまるので」(2019/9/8)

私が好きなラジオ番組「荻上チキ Session-22」のパーソナリティである評論家荻上チキ氏のエッセイ集。
内容は雑誌「暮らしの手帖」に掲載されていたものを集めたものとのこと。
挿絵を担当されたヨシタケシンスケさんの絵も印象的な本である。

世間の固定観念に対してそれでいいのか、世界はそれだけではないと問いかけるような本である。
一番印象に残っているのは、「ガラスの天井」という言葉から、荻上氏の母親が語る話のところ。
女には教育は不要とか、女だからといろんなものが阻まれる時代の感覚は次の世代には味わってほしくない。

私は男であるが、共感する。

このほか、誰かを傷つけたり息苦しくしたりすることが一言も書かれておらず、できる限りそれを排除して行きたいと考える著者の考えに頷くところが多い。

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「82年生まれ、キム・ジヨン」(2019/9/1)

昨年末くらいから韓国文学の翻訳版が人気を博している。
その頃にはまだ富山県内の本屋には見当たらなくて注文しようかとも思ったが、結局どうやって買ったのか、正直覚えていないが手元にある本である。
買ってからは結構経ってからようやく読み始めて、1か月弱で読み終えた。

韓国のフェミニズム小説という触れ込みであったが、物語は彼女が生まれてから現在に至るまでのいろんなエピソードが描かれている。
とにかく韓国にあるという、ありとあらゆる男尊女卑の事例が次から次へとヒロインであるキム・ジヨンに襲いかかる。

いくつか例をあげると、温かいご飯は父と弟が優先、息子を生むことに対するプレッシャー、就職差別、などこれを遥かに上回る事例の数々。
とにかくありとあらゆることが男優先で女であるジヨンは後回しにされる。

ジヨンの母親のオ・ミスク氏の奮闘はすさまじい。
とにかく生きていくためにいろんな仕事をして何とか子供達を育て上げる。
だが、キム・ジヨン氏の夢は実現することなく結局うまくいかない。
どんなに頑張っても男が優先されていく社会。

実は次に読んだ別の本で「ガラスの天井」という言葉が出てくるのだが、まさに社会全体に一見無いように見えるガラスの天井が張り巡らされているのである。
この本はお隣韓国の話ではあるが、日本も五十歩百歩だろうという気はする。

そういう私は男性である。
私は男であるというだけでかなり得をしているのではないかということは働いていて感じている。
自分が女性だったら今の仕事ができているだろうかとか、大した仕事をしておらず実力もないのに今の地位にいていいのだろうかとかである。

周囲を見ても同じ手続きを経て職に就いているのに優秀な女性は多い。
学歴だけで判断するわけでもないが高学歴な人も多い。
むしろその高学歴ならもっといい仕事もあったんじゃないかと思えるほどだ。

最後にこの小説、終わり方も皮肉が効いていて面白い。
とここまで書いていながら、私も今の恩恵にできればこれからも預かっていけたらと、いくらか思っている悪い男である。

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「キャスターという仕事」国谷裕子(2019/8/24)

そんなにずっと見ていたわけではないが、私はNHKの「クローズアップ現代」という番組が大好きだった。
時事ネタもあれば、必ずしもそうでないものもある。
基本的には固い内容が多かったようにも思うが、時々スポーツや柔らかいテーマの時もあった。

この番組は23年続いていて、その期間はほぼ私が働き始めてからの期間と重なるのでいろいろな見方もしていた。
一時期は「クローズアップ現代」を文字起こしするという人がおられてそのメールマガジンを購読していたこともある。

この本は、その「クローズアップ現代」のキャスターを務めてこられた国谷裕子さんのキャスターとしての自叙伝のような形になっている。
キャスターとしての自覚を持つに至るまで、そしてキャスターの自負を持って取り組んできた時代、そして番組から降板するに至った時までの記録でもある。

一番印象に残っているのは、「クローズアップ現代」の番組の作り方である。
いろいろな部署が取材等で持ち寄ったものを素材に関係者が全員集まって試写が行われる。
見ているとこれがこの番組の肝だったようだ。
その試写は前日に行われるものと当日に行われるもの。

これが戦いの場であり、いいものを作り上げようとする生産の場でもある。
これがあったから、30分に満たない時間で濃厚な内容を楽しむことができたのだ。
本当に感謝したい。

また、インタビューにおいてフェアであることを信条としてきたとある。
ここのところ日本には明らかな「同調圧力」なるものが存在している。
その中でもNHKとして聞かなければならないこと、触れなければならないことに触れた米国大使とのインタビューは圧巻である。
報道する側としておかしなことは権力側に対して聞かなければならない。
何と言われようと。

最後にSDGsの話が少し出てくる。
今自分の周りではようやく用語として登場するようになってきたSDGs。
その「誰一人取り残さない」という考え方をこの番組は2015年に取り上げている。
何という早さだろうか、いやこちらが遅いだけなのだろうか。

現在も「クローズアップ現代+」という番組は続いているが、NHKのアナウンサーが担当しているのと国谷さんが担当しているのではやはり掘り下げ方に違いがあるように思う。
とはいえ、その番組の精神は受け継がれているはずでもう一度見てみようかという気にさせてくれた、そのくらい影響力のある一冊である。

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ビブリア古書堂の事件手帖(2017/1/13)

昨年、出張に行く時にふらっと購入したのだが、続き物の第6巻だった。
それがタイトルにある「ビブリア古書堂の事件手帖」だ。

何年か前に面白いと話題になっていて、ドラマ化もされていた。
ちょっと気になっていたので、昨年本屋に買いに行った。

その時は紀伊國屋書店で探したのだが、なかなか見つからない。
それなりにベストセラーのはずだがと思ったが、本当に見つからない。
端末で検索してようやくたどり着いたのだが、あったのは、いわゆるラノベのカテゴリーになっている棚。

これは見つからないわけだ。
いいおっさんが、ちょっと恥ずかしかったが(まあ表紙の絵もちょっと恥ずかしい感じだが)、他の本と一緒に購入した。

で、年末からようやく読み始めた。
思った以上に面白い。

テレビドラマのように一話一話で事件が起こり、それを解決していく。
しかし、シリーズを通して流れるストーリーもあり、だんだんいろんな人が出てきて、それぞれが様々なつながりを見せる。

面白いので、はまってしまい、風呂の中で読んだり、寝る前に短編を一話ずつ読むようになった。

6巻までたどりつくにはまだまだ読まなければならない。
楽しい。
全部読んだらテレビドラマも見てみようかと思っている。
確か剛力彩芽がヒロインをやっていたかと思うが。

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テーマ : 読書記録
ジャンル : 小説・文学

「君の名は。」を見る(2017/1/9)

時間があったので、妻とようやく映画「君の名は。」を見に行く。
いろいろと断片的な情報は知っていたが、見終わった後に考えてみれば、どんな話なのかの知識は全くなかったといっていい。

話の内容はネタバレになってしまうので、あまり書かないが、見終わった後の感想は何とも消化不良な感じだった。
何というか話の展開がきれいすぎるというか、ああ、こんなストーリーが今は大ヒットするんだなあと。

偉そうにすみません。

とても面白いストーリーなのだろうけれど、やはりきれいすぎるというか。
このきれいすぎるというのは、何というのだろう、人のいやな部分があまり描かれていないというか、何というか。

いろんな人が絶賛しているけれど、ここまで大ヒットするというのは、自分が時代に合っていないということだろうか。

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テーマ : 君の名は。
ジャンル : 映画

「海よりもまだ深く」(2016/6/11)

今日は富山市の街中でオープンした映画館へ、映画館自体を見に出かける。
思ったよりも空いていた。
話題作がないからなのか、映画にあまり興味がない県民性なのか。

ところで、映画の感想を書くのに、その映画のサイトを見るのは、やってはいけないことだと今、感じている。
それがその時に自分が感じた感想なのか、誰かが行った感想なのかわからなくなってしまう。
すぐに自分が思っていた解釈以上の解釈を与えられる。

それはきっとその映画を理解するのはいいことなのかもしれないが、その時に感じた思いというものがすっ飛んでしまう。

さてと、感想。
なぜか私はこの映画が、なぜか偽の家族が一緒に過ごしているという誤解を映画を観る前からしていて(きっと映画館のチラシなどをちゃんと読まずに誤解していた)、話が全く違っていることに途中で気付いたが、そんなことも忘れてしまう映画だった。

映画の後半は、ほとんどが、団地で一人暮らししている主人公の母親の部屋の中で進む。
別れた夫婦、息子と母親(これは主人公とその母親、息子と別れた妻の二通りがある)、別れた妻と母親とがそれぞれ2人きりになるシーンがあって、それぞれが少しずつ本音を話しながら、お互いを思いやる関係が語られる。
そして、それでも主人公が少しよく語られるのかと思いきや、そのダメっぷりが根底に流れているのは変わらない。

海よりもまだ深く、と母親の言葉に出てきたが、それがラジオから流れてきたという設定の挿入歌の歌詞の一部であったことには気付かず、映画の後で妻から聞いてそうだったのかと気付くボンクラぶり。

しかし、そのあたりで母親役の樹木希林が、海よりもまだ深く、それほど人を愛することがあったかと聞かれて、それを否定し、そこまで行かない方が幸せに生きることができる、というニュアンスのことを言ったシーンが個人的にはハイライト。
(いや、そんなことは言っていなかったかもしれない。すぐに忘れてしまうもので。)

久しぶりの映画の感想でした。

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テーマ : 日本映画
ジャンル : 映画

CAFE!! ROCK!! LIVE!! VOL.48 ブラボー10周年記念 MAGICAL CHAIN ひとり SPECIAL + 榊いずみ ~2016春~ (2016/4/2)

榊いずみさんが、高岡でライブをやるというので、夕方一人で出かけてきた。

途中、花見に出る人が多いのか道がかなり混んでいて、到着が開始の7時ぎりぎりになってしまった。
慌てて店に駆け込んだが、幸い、すぐに始まる気配はなく、全てを見ることができた。
このライブは、始まってからわかったが、ウルフルケイスケさん、榊いずみさんのライブがそれぞれあるという趣向だった。

オープニングアクトのビードローズの後、榊いずみさんが登場。
曲目は、もう記憶があいまいになったが、と思っていたが、ちゃんとセットリストが載っているページがあった。

アンコール含めて、12曲もありましたか。
良かったので、あっという間に感じました。

ウルフルケイスケさんのライブも見終えて、その後の全員でのセッションも楽しんでだら、終了は11時を回ってから。
その後、本人のサインもいただいて帰宅。
途中、遅い夕食もちょっと食べたので、帰宅したのはもう12時半頃になった。
楽しい夜でした。

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ストロベリーナイト(2016/1/11)

今年初めて読み終えた本。
今日の午後から読み始め、一気に読み切った。
この本を買っていたのはもうかなり前になる。そんな本がたくさんあるが、なぜか今日一気に読み終えることができた。

冒頭でかなり悲惨な境遇に置かれた人物が描かれる。
その人物が起こした事件を巡る話である。
何しろ動機が分からない殺人事件が起きる。
接点がない二人が同じように殺される。
その結びつきがないところがこの小説のポイントだ。

途中で犯人が警察の身内なんだろうな、と分かる場面がある。
そして、ずっと怪しいと思った人物が一人いたのだが、最終的にはその人物は全くのシロだった。
完全に読み違えた。

ネタバレしないように書いているので、何が何だかわからないだろう。
テレビドラマ化、更には映画化もされた小説だ。

あとがきなどを見ると、主役のイメージは松嶋菜々子だったようだが、実際のドラマは竹内結子。
確かになかなか面白かったが、このシリーズものの別の話も買うかと言うと、どうだろうか。
ちょっと微妙ではある。

いずれにしても、まだ積ん読がある。
次に読むのはどれにしようか、そしていつになるだろうか。

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さば

  • Author:さば
  • 40代、男。妻と高校生の息子がいます。
    性格は基本的に後ろ向き。何をするにも尻込みして、やってみたとしてもどんくさい。何かを変えたいと思っていても実は現状肯定主義者で偉そうに語ることもあります。
    こんな私ですが、ブログを見てもらった人には和んでいただきたいと思って書いております。
    なお、更新は数日おきにまとめて更新していることが多いのでご了承下さい。
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