デンマーク対日本(6/25)
素晴らしい試合でした。こんな会心のゲームをした日本代表の試合を私は見たことがありません。
というと失礼ですね。私が見た日本代表の試合の中で最もいい試合ですね。
もうあちらこちらで語り尽くされていますので、今更私が言うこともないのですが、1点目の本田のフリーキックに尽きますね。
この大会ではとにかくフリーキックやミドルシュートが浮いてしまうのですが、よく落ちたと思います。あのツボをどこで会得したんでしょうか。本当に素晴らしい軌道でした。
そして、2点目のフリーキックも見事。直前にこれは誰もが本田が蹴ると思っているから、遠藤が蹴った方が面白い、と思いましたが、まさにそのとおりになりました(本当ですよ)。
3点目も本田と岡崎の仲の良さが現れたゴールでしょうか。それだけ余裕があったということなんだと思います。
デンマークもそれほど悪かったようには思いません。GKもあのフリーキックを止めるのはどうしようもなかったでしょう。
何はともあれ、この戦いぶりは日本のサッカー界の歴史に残ります。地元の大会で決勝トーナメントに進むのとは難易度が全然違います。
前回、しっかりと守って決勝トーナメントに行ってから、日本が目指そうとしていたサッカーに挑戦しようと言っていましたが、そのサッカーがもうできていました。今日の出来はそのくらいよかったといえます。
次の試合は、今回のようにうまくは行かないことも考えられますが、そんな時でも強固な守備をベースに慌てないでほしいものです。
それにしても、この快進撃を誰が予想していたでしょうか。要因は、やはり前評判があまりよくなくて、全員が一致団結したことなんでしょうかね。
周囲に厳しくということはもちろん大事なのですが、それも和を崩さないで、という前提があるのだと今回の日本チームを見て思いますね。
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