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「災害ボランティアの心構え」村井雅清(1/17)

 阪神大震災から今日で17年。毎年、この日は早起きして5時46分に黙祷しようと試みているが、まともに起きられたことは少なく、今年もだめだった。起きたときには5時50分で結局二度寝。。。

 今日も本の紹介。この本は実は去年の夏頃に買った本で、今年の正月にようやく読み終えた本。いろいろと新しい考え方が出てくるのだが、まず一番印象に残ったのが「ボランティアは押しかけていい」という主張。

 東日本大震災でボランティアとして行くことを自粛する動きがあり、その背景には阪神大震災の時に迷惑をかけるボランティアがいたとか、そのために混乱が起きたというのが教訓として誠しやかに語られているのだが、筆者が見た限りでは神戸では混乱は起きていなかったというもの。

 私もこの説を信じていて、ある人にそういう助言をしてしまったが、実際にはそんなことはなかったとのこと。これは本の筆者が、かつての被災者に確認したところ、誰からもボランティアがいて迷惑だった、という話が出てこないという実体験に基づくものでいろんな場面でそう語っているという。

 そして、混乱していたのは行政だという。どうボランティアを受け入れていいか分からず、してもらうことはない、と言うばかりだったというのである。またボランティアセンターという調整機能を持った組織が国の施策として進められているが、公平性にこだわりすぎて機能しないとも。

 国が作ったマニュアルに乗っかっていてはいいボランティアにはなれず、マニュアルを全て否定するものではないが、活動を続けていればいつかマニュアルに疑問を抱くときが来ると。

 そして最後にはボランティアコーディネーターは必要ないとも。そこにいる人間が話し合っていれば、意見が対立することもあるが、何とか収まるところに収まる、いてもいいけどいない方がいい、という存在だという。

 このほかにもいろんな主張がなされているが、今まで自分が聞いてきた話と完全な逆の発想なので、抵抗を感じるところもあったが、公平性を求める役所の論理ではないところにボランティアの精神があるのだということがポイントだろうか。目の前の相手を助けよう、何とかしてあげようという気持ち、何でもあり、という発想で動くことの大切さなど、ボランティアとしてだけではなく人の生き方としても参考になる考え方だった。この分野については、もう少しいろんな本を読んでみよう。

(私の10年日記)
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テーマ : 日々のつれづれ
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