朝から雪が激しく降ったり、日が射してきたり、とよくわからない天候の一日。今日は、カターレの試合があるということ、でも、何日か前からこの日が雪の予報だったこと、は結局、全く動くことがなく、この悪条件化での試合になることは確実になった。
ホーム開幕戦は冷たい雨だったし、今日は雪。勝ち星にも見放されているが、天候にも見放されている。天候が悪いのは集客に直結するだけに、つらいところ。大体天候は一週間サイクルになることが多いので、今年はずっとこのペースで行くかもしれない。
さて、今日は、妻と息子が別の用事で出かけたので、一人で観戦。一人なら傘を差しながらの観戦でいいやと思い、バックスタンドの2階席から観る。
今日はラジオを持参。今年はカターレのホームゲームは全試合、富山シティエフエムで生中継される。前回は持参していたのに、雨に気を取られてすっかり聞くのを忘れてしまっていた。
今日のカターレは、久しぶりの黒部、苔口の2トップ。中盤はトップ下に、ソ・ヨンドク。左に西野、右に大西。ボランチは吉井と加藤の2人。3バックは足助、福田、池端、GKは鶴田だった。
ただ、このシステム、いつも思うが、サイドが1人ずつになってしまうので、簡単に相手に突かれてしまう。何とかサイドに2人張らせることができるようにならないものか。
さて、試合は前半から相手の北九州のペース。カターレはボールを持っても中盤で不用意に失うことが多く、その度にピンチを招いていた。とても不安定。しかも、途中で、2トップの片割れの苔口が怪我で西川に交代となった。
それでも、前半は何とか耐えて、30分過ぎくらいからこちらのペースにもなってきた。ただ、このまま終わるかと思われた終了間際に、黒部-吉井-西川とつないできれいに崩してのゴール。このシーンはよかった。西川は移籍後初ゴールだった。
前半をいい感じで終えて、見ている方も気分がよかったが、ただ、それは長くは続かず。
後半、相手が圧力をかけてチャンスを作り出すと、早々に失点して同点に追いつかれてしまった。後から録画を見ると、ヘディングを競った選手がもう少し競ってくれていれば防げた点だったように思う。今日は3失点したが、この失点が一番防げたのではないかと思う。
ただ、この直後に、カターレもコーナーキックから黒部がヘディングでゴール。追いつかれた直後にまたリード。これはいい展開だ。
今日こそ、と雪の降る寒い中、頑張って見守っていた観客の誰もが思ったことだろう。しかし、その希望は打ち砕かれることになる。
2点目はクロスボールの処理をDF池端がミスして相手への絶好のパスになり、それを決められたもの。ただ、あれは運も悪かったのではないかと思う。
先んじて触れようとした相手が、結局、触れなかったボールが自分の目の前に来た。何とか足元に落とそうと難しいバウンドを体で勢いを殺そうとしたが、球の勢いが強くて、失敗。相手へのパスになってしまった。
逆転された3点目は、MF大西がクリアミスをしてコーナーキックになったところで、相手がショートコーナーを試みる。相手がミドルシュートに入るところにプレッシャーが弱く、見事に決められてしまった。
カターレは、相変わらずシュートがあまり枠内に飛ばないし、ミドルシュートは全てふかしてしまう。ミドルシュートは昔からあまり決まらないけれど、GKの正面でもいいからせめて枠内に飛んでくれれば何かが起こるのだが。残念だ。
今日の負けで5試合が終わって2分け3敗といまだ勝利なし。
去年との違いは、守れなくなっていること。去年はきっと平出や舩津が効いていた中盤がよかったんだろうなあ。勝利をつかめるのはいつの日か。
それでも、応援し続けますよ。
ギラヴァンツ側

カターレ側

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