「カーネーション」再び(3/3)
朝たまたま早く起きることができたので、先々週の土曜日からたまっていたNHKの朝ドラ「カーネーション」の録画を見る。
いよいよ糸子がやってきた洋裁店を娘に継がせようというところあたりからの話だったが、実際に継がせるという話をしようとすると、その話をする前に長女が独立したい、と言い出し、それでは三女に、と話を向けようとすると、三女がロンドンで勉強をしたい、という展開になり、結局、自分は店を継がせられず、そのまま自分で行けるところまでいこうということに。
また、ここまであまり脚光が当てられて来なかった三女に脚光があたって、東京で洋裁を習いたいと言い、学校を卒業した後に店を手伝っていよいよ一人前になったか、という時に、上にも書いたようにロンドンで勉強したい、という展開になる。
ただ途中で急に戦争の話が出てきて、忘れかけていた根底に流れるテーマの一つを思い出させてくれたこともあった。悪い意味ではなく、思いっきり頬をひっぱたかれたような、目の覚まされ方だった。
また、余命いくばくもないと言われた人が、そんな宣告に負けずにその倍以上も生きたりとか、ドラマの常識を覆すような展開もあったし、未練を無理やり絶っていた禁断の恋の話も出てきて、そこもまたよい。
昨日の回だったと思うが、ヒロインの糸子が、洋服の流行が次々に変わる時代の流れに対して、思わず自分の仕事が正しかったのかどうか愚痴を言う場面、そしてその後の展開は一番感動的だった。
今週でヒロインを尾野真千子さんが務めるのは終わり(60歳まで演じた)、来週からは夏木マリさんが務める。
この話を聞いた時、あまりいい印象は持たなかった。何か問題があったのだろうか、と思ったのだが、このヒロインのモデルとなっている小篠綾子さんの話を少し調べていたら、ここから先、70歳を超えてからがこの人の一段とすごいところだと分かってきた。
詳しくは書かないし、これからのドラマの展開が面白くなくなるから、あえてそんなに深くは調べなかったのだが、この後の4週間がますます楽しみだ。
なお、次の朝ドラは、堀北真希さんがヒロインだが、彼女のことも結構好きなので多分見るでしょう。ただ、きっと尾野真千子さんのような演技はできないと思うので、またバッシングが起きると思うが、それはそれ、彼女の魅力で頑張ってほしいところだ、とちょっと偉そうな感じでコメントしてみる。
まあ、芝居の分からない自分に、他人の演技を語る資格と技量はないのだけれど。
(私の10年日記)
2011年 2010年 2009年 2008年 2007年 2006年 2005年 2004年 2003年 2002年 2001年
いよいよ糸子がやってきた洋裁店を娘に継がせようというところあたりからの話だったが、実際に継がせるという話をしようとすると、その話をする前に長女が独立したい、と言い出し、それでは三女に、と話を向けようとすると、三女がロンドンで勉強をしたい、という展開になり、結局、自分は店を継がせられず、そのまま自分で行けるところまでいこうということに。
また、ここまであまり脚光が当てられて来なかった三女に脚光があたって、東京で洋裁を習いたいと言い、学校を卒業した後に店を手伝っていよいよ一人前になったか、という時に、上にも書いたようにロンドンで勉強したい、という展開になる。
ただ途中で急に戦争の話が出てきて、忘れかけていた根底に流れるテーマの一つを思い出させてくれたこともあった。悪い意味ではなく、思いっきり頬をひっぱたかれたような、目の覚まされ方だった。
また、余命いくばくもないと言われた人が、そんな宣告に負けずにその倍以上も生きたりとか、ドラマの常識を覆すような展開もあったし、未練を無理やり絶っていた禁断の恋の話も出てきて、そこもまたよい。
昨日の回だったと思うが、ヒロインの糸子が、洋服の流行が次々に変わる時代の流れに対して、思わず自分の仕事が正しかったのかどうか愚痴を言う場面、そしてその後の展開は一番感動的だった。
今週でヒロインを尾野真千子さんが務めるのは終わり(60歳まで演じた)、来週からは夏木マリさんが務める。
この話を聞いた時、あまりいい印象は持たなかった。何か問題があったのだろうか、と思ったのだが、このヒロインのモデルとなっている小篠綾子さんの話を少し調べていたら、ここから先、70歳を超えてからがこの人の一段とすごいところだと分かってきた。
詳しくは書かないし、これからのドラマの展開が面白くなくなるから、あえてそんなに深くは調べなかったのだが、この後の4週間がますます楽しみだ。
なお、次の朝ドラは、堀北真希さんがヒロインだが、彼女のことも結構好きなので多分見るでしょう。ただ、きっと尾野真千子さんのような演技はできないと思うので、またバッシングが起きると思うが、それはそれ、彼女の魅力で頑張ってほしいところだ、とちょっと偉そうな感じでコメントしてみる。
まあ、芝居の分からない自分に、他人の演技を語る資格と技量はないのだけれど。
(私の10年日記)
2011年 2010年 2009年 2008年 2007年 2006年 2005年 2004年 2003年 2002年 2001年