2619人の意味 カターレ富山 対 ファジアーノ岡山(9/30)
試合は引き分け。先制されたが、よく追いついた。これが率直な感想。
見に行ったが、何がすごかったと言って天気。夕方6時からの開始だったが、台風の接近とまさに重なってしまい、家を出る頃には激しい雨。これはどうなることかと思っていたが、スタジアムに着いても全くやむ気配はなし。むしろ激しくなる一方。風も強くなってきている。これはあまりにもひどいので、急遽、ポンチョを購入した。前に買おうとした時には売り切れていたが、今日はまだたくさん売っていた。さすがにこの天候で、たくさん用意してきたのだろう。
まさに横なぐりの雨といった中で試合は開催。今日はDF福田が出場停止だったので、吉井が真ん中に入って、池端が左に。それから中盤では木村勝太が出場停止から復帰して、左サイドに入り、ソ・ヨンドクが右に。
試合は風によりかなりボールが押し戻される状況の中、前半は風上だったカターレ。しかし、前半の前半はいつもどおり相手に押し込まれる展開が続く。何とか初めの相手の勢いをしのいで、攻撃に入る。苔口の惜しいシュートもあった。逆にGK守田が相手との1対1を止めるビッグセーブもあった。後でハイライトを見ると、相手GK中林のビッグセーブもあった。そんな流れで、前半は得点は入らず。
後半に入って、岡山が先に動く。そして、途中交代で入った選手にゴールを決められた。後で見たハイライトを見ると、うーん守田、あれは止められないコースだったか、少々悔やまれる。しかし、今日の富山はそこで屈せず、コーナーキックからキャプテン足助のヘディングのゴールが決まる。盛り上がる場内。
あと1点取れれば。
そう思いながら見ていたが、逆に危ない場面も何度か。こちらも選手交代して攻撃を活性化させようとする。久しぶりの出場となった平野甲斐が前線で走り回ってチャンスを作っていた。終了間際にはこれは決まったと思われた黒部のシュートもあったのだが。オフサイドの判定で残念。後のハイライトで見ると間違いなくオフサイドだった。
結局、取った勝ち点は1。今日は同じ勝ち点だった鳥取が勝ったので、21位に転落となった。次節はその鳥取戦。絶対に勝ちが必要だ。
しかし、今日はこの悪天候の中で頑張った選手も去ることながら、この中でも2,619人が集まったという事実が大きい。確かにビラ配りなどいろいろしていたわけで、その中で、3,000人も集まらなかったと言うことも言えるわけだけど、そんな文句を言う人間は馬鹿か!と思えるほどの天候だった。屋根のある席もあるが、あの横なぐりの雨では屋根もほとんど役に立たなかったらしい(屋根のある席で観戦していた妻によると)。
そんな中、あの試合を見に行った人間は、愛すべき大馬鹿野郎どもだ!(笑)
確かにカターレは弱い。それは事実だが、何とか少し気にかけてくれていた人がだいぶ足を運んでくれるようになってきたのではないか、といい方向に考えてみる。鳥取戦は、天候は回復してくれるだろう。そうなれば、もっと大きな声援が送れるのではなかろうか。
最後に、一つ気になった点が。どうやら岡山とのコール合戦はなかったらしい。自分が到着したのも結構ぎりぎりになったので、それを知ったのは家に帰ってきてからだが、まあ、今日は天候も天候だったし、やってもうまく伝わったかどうか分からないし、それはよしとしよう。
ただ、それに加えて、岡山の選手が痛んでボールを出した時に、「ボールを返さなくてもいいぞ」とでかい声で、リーダー格の人が言っていた。「岡山はボールを返さないから」とかも言っていた。天皇杯の時に何かあったのかもしれないが、それにしても、あの言葉にはがっかりした。で、実際に選手もボールを返さなかったし、どうなのか。変に対立したりするのはやめて欲しい。
岡山との間では、ちょっと洒落もきかせてサポーター同士、楽しんでいくのがいいと思うのだが、どうだろう。せっかく作った関係なのだから。
(10月2日追記)
コメント欄を通じて岡山のサポーターの方から指摘をいただきました。ファジアーノ岡山はチームとして、「1.レフェリーに対するリスペクトを体現し、また、2.アクチュアルプレーイングタイムの増加のため、選手がピッチに倒れている際であってもボールを外に蹴り出すことなくプレーを継続したい」するという考えのもとに、それを相手にも伝えたうえで、今季を(正確には2010年から)戦っているそうです。詳しくはリンク先をご覧下さい。
こんな考え方もあるのか、と、選手が倒れていたらプレイを切る、というのに慣れていた自分にとっては目から鱗が落ちる思いでした。問題が全くないわけではないですが、この発想もありかと思います。より客の目線に立ってと言うことも言えるのでしょうか。
完全に誤解をしており、不快な思いをされた方にはお詫びしたいと思います。また、それを踏まえた上でプレイを続けた両チームの選手に拍手です。
(追記ここまで)
富山サポ。

岡山サポ。

(私の10年日記)
2011年 2010年 2009年 2008年 2007年 2006年 2005年 2004年 2002年 2001年
読んで面白かったら、一押しお願いします。励みになりますので。
見に行ったが、何がすごかったと言って天気。夕方6時からの開始だったが、台風の接近とまさに重なってしまい、家を出る頃には激しい雨。これはどうなることかと思っていたが、スタジアムに着いても全くやむ気配はなし。むしろ激しくなる一方。風も強くなってきている。これはあまりにもひどいので、急遽、ポンチョを購入した。前に買おうとした時には売り切れていたが、今日はまだたくさん売っていた。さすがにこの天候で、たくさん用意してきたのだろう。
まさに横なぐりの雨といった中で試合は開催。今日はDF福田が出場停止だったので、吉井が真ん中に入って、池端が左に。それから中盤では木村勝太が出場停止から復帰して、左サイドに入り、ソ・ヨンドクが右に。
試合は風によりかなりボールが押し戻される状況の中、前半は風上だったカターレ。しかし、前半の前半はいつもどおり相手に押し込まれる展開が続く。何とか初めの相手の勢いをしのいで、攻撃に入る。苔口の惜しいシュートもあった。逆にGK守田が相手との1対1を止めるビッグセーブもあった。後でハイライトを見ると、相手GK中林のビッグセーブもあった。そんな流れで、前半は得点は入らず。
後半に入って、岡山が先に動く。そして、途中交代で入った選手にゴールを決められた。後で見たハイライトを見ると、うーん守田、あれは止められないコースだったか、少々悔やまれる。しかし、今日の富山はそこで屈せず、コーナーキックからキャプテン足助のヘディングのゴールが決まる。盛り上がる場内。
あと1点取れれば。
そう思いながら見ていたが、逆に危ない場面も何度か。こちらも選手交代して攻撃を活性化させようとする。久しぶりの出場となった平野甲斐が前線で走り回ってチャンスを作っていた。終了間際にはこれは決まったと思われた黒部のシュートもあったのだが。オフサイドの判定で残念。後のハイライトで見ると間違いなくオフサイドだった。
結局、取った勝ち点は1。今日は同じ勝ち点だった鳥取が勝ったので、21位に転落となった。次節はその鳥取戦。絶対に勝ちが必要だ。
しかし、今日はこの悪天候の中で頑張った選手も去ることながら、この中でも2,619人が集まったという事実が大きい。確かにビラ配りなどいろいろしていたわけで、その中で、3,000人も集まらなかったと言うことも言えるわけだけど、そんな文句を言う人間は馬鹿か!と思えるほどの天候だった。屋根のある席もあるが、あの横なぐりの雨では屋根もほとんど役に立たなかったらしい(屋根のある席で観戦していた妻によると)。
そんな中、あの試合を見に行った人間は、愛すべき大馬鹿野郎どもだ!(笑)
確かにカターレは弱い。それは事実だが、何とか少し気にかけてくれていた人がだいぶ足を運んでくれるようになってきたのではないか、といい方向に考えてみる。鳥取戦は、天候は回復してくれるだろう。そうなれば、もっと大きな声援が送れるのではなかろうか。
最後に、一つ気になった点が。どうやら岡山とのコール合戦はなかったらしい。自分が到着したのも結構ぎりぎりになったので、それを知ったのは家に帰ってきてからだが、まあ、今日は天候も天候だったし、やってもうまく伝わったかどうか分からないし、それはよしとしよう。
ただ、それに加えて、岡山の選手が痛んでボールを出した時に、「ボールを返さなくてもいいぞ」とでかい声で、リーダー格の人が言っていた。「岡山はボールを返さないから」とかも言っていた。天皇杯の時に何かあったのかもしれないが、それにしても、あの言葉にはがっかりした。で、実際に選手もボールを返さなかったし、どうなのか。変に対立したりするのはやめて欲しい。
岡山との間では、ちょっと洒落もきかせてサポーター同士、楽しんでいくのがいいと思うのだが、どうだろう。せっかく作った関係なのだから。
(10月2日追記)
コメント欄を通じて岡山のサポーターの方から指摘をいただきました。ファジアーノ岡山はチームとして、「1.レフェリーに対するリスペクトを体現し、また、2.アクチュアルプレーイングタイムの増加のため、選手がピッチに倒れている際であってもボールを外に蹴り出すことなくプレーを継続したい」するという考えのもとに、それを相手にも伝えたうえで、今季を(正確には2010年から)戦っているそうです。詳しくはリンク先をご覧下さい。
こんな考え方もあるのか、と、選手が倒れていたらプレイを切る、というのに慣れていた自分にとっては目から鱗が落ちる思いでした。問題が全くないわけではないですが、この発想もありかと思います。より客の目線に立ってと言うことも言えるのでしょうか。
完全に誤解をしており、不快な思いをされた方にはお詫びしたいと思います。また、それを踏まえた上でプレイを続けた両チームの選手に拍手です。
(追記ここまで)
富山サポ。

岡山サポ。

(私の10年日記)
2011年 2010年 2009年 2008年 2007年 2006年 2005年 2004年 2002年 2001年
読んで面白かったら、一押しお願いします。励みになりますので。


