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ゴール裏とブーイング(11/14)

 この前のカターレの最終戦での試合後の最終セレモニー。清原社長の挨拶の時にゴール裏の一部のメンバーからブーイングが起きた。その時、自分は一緒に来ていた家族を探すために右往左往していたのだが、1階からちらっと上を見たら、横断幕も出ていた。ざっくりというと、この内容でこれからも進んでいけるのか、という内容だったように思う。

 そして、その行為について、ネット上ではそれを批判する声の方がかなり多かったように思う。確かに一般にああいうセレモニーの最中にそれを妨害するのはよくないだろう。しかしである。

 ブーイングがあったのは社長に対してだけ。監督に対してのブーイングはなかったように記憶している。個人的には、監督にもブーイングがあるのかと思っていたが、そうではなかった。

 そこが単純にその行為を批判できない理由でもある。彼らは問題がどこにあるのかをよく分かっている。

 監督を選ぶのはクラブである。監督がだめだった場合にクラブは監督を変えることができる。また、選手を補強することもできる。財政事情もあるだろうが、今年、あんなに怪我人が出ても即戦力を補強しない。しかし、怪我人が戻ってきても成績が上向かない。やっているサッカーには内容が伴わない。シーズン当初の目標からは程遠い成績しか残せていない(カターレの今年の目標は10位以上だった)。でも、監督を変えようともしない。

 8月の松本山雅戦で逆転負けを食らった後、サポーターが居残って社長と話をする場面があった。ほとんど内容は分からなかったが、10位という目標についての質問について、まだ達成可能である、と社長が答えて、失笑を買っていた。あの時、きっとサポーターは目標を残留に変えると言ってほしかったんだと思うが、そうは言ってくれなかった。

 偶然か必然かは分からないが、今年は9月から驚異的な勝ち方をして、奇跡的に残留を果たせた。これがたまたまだったかと言えば、そうは思わない。それは選手の頑張りであり、怪我人が戻ってきたという要素もあり、移籍の國吉の存在もあったことだろう。また朝日を2列目に配したり、泰次郎を先発に抜擢して大西と組ませたり、黒部を見ろと選手を鼓舞するなど評価すべき監督采配もあった。

 しかし、シーズンのほとんどは、なかなか勝ち試合を見られないままサポーターは過ごしてきた。もちろん、一番悔しいのは現場の選手であり、監督だろう。しかし、それとほぼ同じ体験をサポーターもしてきている。だからこそのあの行動だった。それは望ましい行動ではないし、子供には見せたくない行動ではあるけれど、かと言って、ああする以外に訴える方法はあっただろうか。直接面談を申し込むとか、そんなことも選択肢としてはあるかもしれないが、あまり現実的ではないし、そんなキャラクターでもないだろう。しかし、あのブーイングで少なくともこの問題点を顕在化させることはできた。その意味ではあれは成功だった。

 自分はゴール裏で以前から応援している熱心なサポーターでもないし、メインでゴール裏を遠目に見ている人間でもない。夏頃からゴール裏の片隅から声を出すようになっただけの人間で、どちらに肩入れするわけでもない。ただ、今回の行動をただ批判だけするのは違うのではないかと思う。残留してよく頑張ったよ、だけでは進歩がないと思うから。

 もっとも、サポーターがどこまでやっていいのかということも、常に考えなければならないのではあるが。

(私の10年日記)
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