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再びスポーツと暴力(1/31)

 この間、このテーマで書いたけれども、今週になって今度は柔道の女子代表選手の指導で監督やコーチが暴力を使っていたというのが明るみになってきた。

 これは選手からの告発によるもの。昨年あった告発なのに、うやむやにされそうになって、それをJOCに訴えかけて明るみになった。

 この問題は、どうやら園田監督が辞めて幕引きになりそうだ。それでは本質的な解決にならないが。

 ただ、それとは別に、個人的な意見として、一つ気になることがある。

 それは、これまで、指導の場面で体罰、暴力をいけないものとしてちゃんと扱ってきたのかどうかということ。今の対応は、急にルールの方を変えて、そのルールに違反したから処罰されているように見える。

 そりゃ、かつて許されていたことでも、現在はだめなことがたくさんある。でも、だからと言って、今になってそれを処罰するのは反則だろう。今までそれをほったらかしにしておいて、選手から訴えがあったから監督を処罰するというのは、どうなんだろう。法律だって、不訴求の原則が常識だ。

 これから全国で部活やスポーツの現場の調査が始まり、いろんな形で暴力の事例が出てくるだろう。そうなるとその指導者はその座を追われると思う。確かに暴力はいけないし、それで怪我人が出ているなら、それは教育とか指導の範疇ではなく、もう傷害のレベル。それはそれで処罰されるべき。

 ただ、怪我人が発生してない場合を考える。決して許されるべき行為ではないが、これまで何となく曖昧なグレーゾーンに体罰という名の暴力が置かれていなかっただろうか。

 そのことを考えるとき、これまで指導に暴力を使っていた指導者がいたとしても、それ以外の部分に選手が信頼を置いているのならば、今後、一切暴力を使わないということを条件に、指導を続けてもいいのではないだろうか。

 メジャーな競技ならともかく、そうではない競技に次々に指導者が出てくるとは思えない。指導者を次々に辞めさせることで生まれる弊害も小さくないのではないかと思う。

 これまでそれはいけないことだと、明確に伝えてこなかった。そうなのだから、それを罰して終わりにするのではなく、そこから新たに作り上げることから始めてはどうだろうか。

 現段階でその指導者は、指導能力が足りないのかもしれないが、これまでその指導者が得たものも小さくないはずだ。単に罰してその指導者を追放して体裁は整えても、結局一人をスケープゴートにするだけで、本質的な問題の解決にはならないように思うのだが。

(私の10年日記)
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