安間監督の3年間(12/5)
安間監督の続投が決まった。
去年ほどではなかったが、今年も残留争いに両足を突っ込むくらいには低迷したが、それでもチームは続投を決めた。
個人的には、別の人のサッカーを見たかったのだが、私に権限はないので、とりあえず来年も見届けるしかない。
では、来年どうなればいいのか、これまでの反省を踏まえて見てみたい。
カターレの監督になったのが、2010年の終盤だったが、それも加えれば、3年と数ヶ月監督を務めたことになる。
途中から引き継いだ2010年は前監督の要素が色濃いだろうから省いて、2011年からの3年間を振り返ってみる。
2011年 16位(20チーム中) 11勝17敗10分 36,53,-17(38試合)
2012年 19位(22チーム中) 9勝22敗11分 38,59,-21(42試合)
2013年 18位(22チーム中) 11勝20敗11分 45,59,-14(42試合)
(勝敗の後の数字は得点、失点、得失点差)
いずれの年も苦戦していることは間違いない。
今年は内容がよくなったとのことだが、終わりの5試合くらいの話は、確かによかったように思うが、それは過去もそうじゃなかったかな、という思いがある。
それを表したのが次の表だ。
ちょっと見にくいので、3年間通算で書くと(最後の数字は勝ち点)、
3月 4勝3分5敗 15
4月 3勝4分6敗 13
5月 2勝3分10敗 9
6月 1勝5分9敗 8
7月 2勝8分5敗 14
8月 3勝2分9敗 11
9月 6勝4分4敗 22
10月 6勝1分6敗 19
11月 4勝2分4敗 14
12月 0勝0分1敗 0
これを見ると、3月、9~11月はほぼ五分の成績なのに対し、4月~8月の成績が極端に悪い。
つまり、まだ他のチームの調子が上がらない春先はいいが(逆に自分のチームは怪我人も少なく好調)、他のチームが調子を上げてくると途端に勝てなくなる。
ただ、悪戦苦闘を重ねて、シーズン終盤はよくなってくる。
その繰り返しだ。特に5月と6月が悪い。6月に至っては、今年の徳島戦の勝利が唯一の勝利だった。
勝てない月も毎年あって、2011年は4月と6月、2012年は3月と6-8月、2013年は5月と7月だ。
毎年のように、何試合勝ちなしというのがあるのが問題だ。
2011年は10試合勝ちなし、2012年は15試合勝ちなし、2013年は10試合以上のものはなかったが、それでも9試合勝ちなしのほか、7試合勝ちなし、6試合勝ちなしもあった。
今の順位よりも上に行くためには、少なくとも5試合以上、勝ちがない時期と言うのを作らないようにしたい。
そのためには、どの選手が出ても、戦力の上下が少ないチーム作りということになるのだろう。
印象でしかないが、今の監督のサッカーは、出場選手によって、出来不出来の差が大きい。
また、いろいろと試し過ぎなのでは、とも思う。
選手に刺激を与えることも大事だが、結局、軸がない形になっている。
御厨がいなければ出来ないシステムや、白崎がいなければできないシステムは、あってもいいだろうが、その軸となる選手が怪我などでいない場合もあるわけだから、それ以外のシステムでいかに勝ち点をとるかということを考えることも必要だ。
替えのきかない選手というのはどのチームにも当然いるだろうが、そんな選手に故障があっても強いチームは何とか最低限の成績は残す。
結局は、選手層ということになるのだろうが、選手層がうすいことは分かっているのだから、とりあえず、それを踏まえたうえでの戦いがあっていい。
で、弱い時期は、アウェイがとことん弱いのも特徴だ。
アウェイで勝ち点を何とか奪ってくる戦いも見たい。
そんなことを思っているが、もう一つ。
今のカターレは監督ばかりが擁護されて何だかおかしなことになっている。
選手層が薄くて勝てないのは、フロントの責任。
監督に責任はない。
いや、そのとおりなのだ。
選手層が薄い責任は間違いなくフロントにある。
確かにそのとおりなのだが、選手層がうすい中ではあるが、負け続けるのは監督の責任ではないとまで言えるのだろうか。
そして、白崎を連れてこられたのは監督のおかげ。
白崎がかみ合い、勝てるようになったのは監督のおかげ。
確かにそうだ。
確かにそうなのだが、それは白崎のおかげでもあるのではないか。
報道によれば、清水が、安間監督が続投するなら来年も白崎をレンタルでという話があったのだとか。
よそのチームの監督人事にまで手を突っ込まれて、私は腹が立ったが、それで喜んでいる人が多いのにもちょっと違和感があった。
決まった以上は、応援するチームだから間違いなく応援する。
ついでに言えば、サポーターからの監督コールはぜひやってもらいたい。
だが、3年結果が出なかったというのも残った結果であり、今年の終盤がよかったからといって、来年がうまく行くかというと、そんなことは全く当てにならないというのは、ここ数年のカターレの成績を見ればわかる。
そのことも踏まえて来年を迎えることになるので、大きな期待はしていないが、その予想を覆してくれればそれでいい。
個人的な目標は今年とほぼ同じだが、それはまた後日。
(私の10年日記)
2012年 2011年 2010年 2009年 2008年 2007年 2006年 2005年 2004年 2003年 2002年 2001年
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去年ほどではなかったが、今年も残留争いに両足を突っ込むくらいには低迷したが、それでもチームは続投を決めた。
個人的には、別の人のサッカーを見たかったのだが、私に権限はないので、とりあえず来年も見届けるしかない。
では、来年どうなればいいのか、これまでの反省を踏まえて見てみたい。
カターレの監督になったのが、2010年の終盤だったが、それも加えれば、3年と数ヶ月監督を務めたことになる。
途中から引き継いだ2010年は前監督の要素が色濃いだろうから省いて、2011年からの3年間を振り返ってみる。
2011年 16位(20チーム中) 11勝17敗10分 36,53,-17(38試合)
2012年 19位(22チーム中) 9勝22敗11分 38,59,-21(42試合)
2013年 18位(22チーム中) 11勝20敗11分 45,59,-14(42試合)
(勝敗の後の数字は得点、失点、得失点差)
いずれの年も苦戦していることは間違いない。
今年は内容がよくなったとのことだが、終わりの5試合くらいの話は、確かによかったように思うが、それは過去もそうじゃなかったかな、という思いがある。
それを表したのが次の表だ。
2011年 | 2012年 | 2013年 | 計 | |||||||||
勝 | 分 | 負 | 勝 | 分 | 負 | 勝 | 分 | 負 | 勝 | 分 | 負 | |
3月 | 1 | 0 | 0 | 0 | 2 | 3 | 3 | 1 | 2 | 4 | 3 | 5 |
4月 | 0 | 1 | 1 | 2 | 1 | 3 | 1 | 2 | 2 | 3 | 4 | 6 |
5月 | 1 | 1 | 3 | 1 | 1 | 3 | 0 | 1 | 4 | 2 | 3 | 10 |
6月 | 0 | 2 | 3 | 0 | 1 | 4 | 1 | 2 | 2 | 1 | 5 | 9 |
7月 | 2 | 1 | 2 | 0 | 4 | 1 | 0 | 3 | 2 | 2 | 8 | 5 |
8月 | 1 | 1 | 2 | 0 | 1 | 4 | 2 | 0 | 3 | 3 | 2 | 9 |
9月 | 2 | 1 | 2 | 3 | 1 | 1 | 1 | 2 | 1 | 6 | 4 | 4 |
10月 | 3 | 1 | 2 | 2 | 0 | 2 | 1 | 0 | 2 | 6 | 1 | 6 |
11月 | 1 | 2 | 1 | 1 | 0 | 1 | 2 | 0 | 2 | 4 | 2 | 4 |
12月 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 |
計 | 11 | 10 | 17 | 9 | 11 | 22 | 11 | 11 | 20 | 31 | 32 | 59 |
ちょっと見にくいので、3年間通算で書くと(最後の数字は勝ち点)、
3月 4勝3分5敗 15
4月 3勝4分6敗 13
5月 2勝3分10敗 9
6月 1勝5分9敗 8
7月 2勝8分5敗 14
8月 3勝2分9敗 11
9月 6勝4分4敗 22
10月 6勝1分6敗 19
11月 4勝2分4敗 14
12月 0勝0分1敗 0
これを見ると、3月、9~11月はほぼ五分の成績なのに対し、4月~8月の成績が極端に悪い。
つまり、まだ他のチームの調子が上がらない春先はいいが(逆に自分のチームは怪我人も少なく好調)、他のチームが調子を上げてくると途端に勝てなくなる。
ただ、悪戦苦闘を重ねて、シーズン終盤はよくなってくる。
その繰り返しだ。特に5月と6月が悪い。6月に至っては、今年の徳島戦の勝利が唯一の勝利だった。
勝てない月も毎年あって、2011年は4月と6月、2012年は3月と6-8月、2013年は5月と7月だ。
毎年のように、何試合勝ちなしというのがあるのが問題だ。
2011年は10試合勝ちなし、2012年は15試合勝ちなし、2013年は10試合以上のものはなかったが、それでも9試合勝ちなしのほか、7試合勝ちなし、6試合勝ちなしもあった。
今の順位よりも上に行くためには、少なくとも5試合以上、勝ちがない時期と言うのを作らないようにしたい。
そのためには、どの選手が出ても、戦力の上下が少ないチーム作りということになるのだろう。
印象でしかないが、今の監督のサッカーは、出場選手によって、出来不出来の差が大きい。
また、いろいろと試し過ぎなのでは、とも思う。
選手に刺激を与えることも大事だが、結局、軸がない形になっている。
御厨がいなければ出来ないシステムや、白崎がいなければできないシステムは、あってもいいだろうが、その軸となる選手が怪我などでいない場合もあるわけだから、それ以外のシステムでいかに勝ち点をとるかということを考えることも必要だ。
替えのきかない選手というのはどのチームにも当然いるだろうが、そんな選手に故障があっても強いチームは何とか最低限の成績は残す。
結局は、選手層ということになるのだろうが、選手層がうすいことは分かっているのだから、とりあえず、それを踏まえたうえでの戦いがあっていい。
で、弱い時期は、アウェイがとことん弱いのも特徴だ。
アウェイで勝ち点を何とか奪ってくる戦いも見たい。
そんなことを思っているが、もう一つ。
今のカターレは監督ばかりが擁護されて何だかおかしなことになっている。
選手層が薄くて勝てないのは、フロントの責任。
監督に責任はない。
いや、そのとおりなのだ。
選手層が薄い責任は間違いなくフロントにある。
確かにそのとおりなのだが、選手層がうすい中ではあるが、負け続けるのは監督の責任ではないとまで言えるのだろうか。
そして、白崎を連れてこられたのは監督のおかげ。
白崎がかみ合い、勝てるようになったのは監督のおかげ。
確かにそうだ。
確かにそうなのだが、それは白崎のおかげでもあるのではないか。
報道によれば、清水が、安間監督が続投するなら来年も白崎をレンタルでという話があったのだとか。
よそのチームの監督人事にまで手を突っ込まれて、私は腹が立ったが、それで喜んでいる人が多いのにもちょっと違和感があった。
決まった以上は、応援するチームだから間違いなく応援する。
ついでに言えば、サポーターからの監督コールはぜひやってもらいたい。
だが、3年結果が出なかったというのも残った結果であり、今年の終盤がよかったからといって、来年がうまく行くかというと、そんなことは全く当てにならないというのは、ここ数年のカターレの成績を見ればわかる。
そのことも踏まえて来年を迎えることになるので、大きな期待はしていないが、その予想を覆してくれればそれでいい。
個人的な目標は今年とほぼ同じだが、それはまた後日。
(私の10年日記)
2012年 2011年 2010年 2009年 2008年 2007年 2006年 2005年 2004年 2003年 2002年 2001年
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