今日は富山第一高校が高校サッカーの決勝戦を戦う日。
だが、この3連休は妻の実家の大阪に来ており、試合の時間はちょうど、帰りの電車に乗ろうかという時間帯で、外にいる。
途中、ヨドバシカメラなどにも行っていたから、見ることはできたかもしれないが、歩き疲れてしばらくタリーズコーヒーで休憩を選び、結局は、映像は全く見ず。
映像を見ていないので何ともいえないが、前半に1点を奪われ、後半にも追加点。完全に負けパターンだったようだが、80分を超えて1点を返して、星陵から今大会初得点を奪い、アディショナルタイムでPKをゲット。同点に追いついて延長戦へ。
こうなれば流れは完全に富山第一だったのだろうか。延長後半の終了間際に勝ち越し点を奪ってまさかの大逆転優勝。
現在の国立競技場での最後の高校サッカー決勝が、ものすごいドラマで幕を閉じたことになる。
これまで、野球やサッカーなどのメジャースポーツの全国大会で、年齢を問わず、富山県が全国優勝したというのは、私も40年以上生きているが記憶にない。富山県の歴史を富山第一高校が塗り変えたと言っても過言ではない。
これまで、富山県は、どうせ全国では勝てないとか、緊張してだめだとか、県民自身がそう言って、負け犬根性が染みついていた。たぶん、この優勝もまぐれだとか言う人もいるだろう。
でも、まぐれで6連勝して優勝できるだろうか。大会で最も点を取ったチームになれるだろうか。PK戦になると見るや、PK阻止が得意なGKを交代で入れるなんて采配ができるだろうか。途中交代で入れた選手2人が得点を決めて、優勝するなんてそんなことができるだろうか。
こんなチームは今まで他県でしか見たことがなかった。
富山県の何かが変わった、極端なことを言えばそれくらいにインパクトのあることだと思う。
今回の優勝、なでしこジャパンの優勝の時と同じような感慨を覚える。震災の後の希望の光となったなでしこジャパン。
富山県は別に悪いことが重なっていたわけではないけれど、できないと勝手に自分が思っていて、超えられない壁を作り上げていただけなのではないか。
そんなことすら、思ってしまった。
サッカー界に大きなインパクトを残した富山第一高校。
その上位に位置するカターレ富山は、今年こそインパクトのある成績を残さなければ。
そんなカターレ富山は明日始動。
富山第一高校OBの森泰次郎だけが、まだ去就が発表されていないのが気になるが、どんな発表があっても森泰次郎がカターレに必要な選手であることは間違いない。
また、補強も前線が少々足りないような気がする。
やるべきことはやって、カターレも超えられないと思っている壁を超えよう。
(私の10年日記)
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