5千人を超える観衆の前で結果を残した カターレ富山 対 SC相模原(2019/8/31)
J3中断明けの試合はSC相模原との試合。
天皇杯の一件があって最低でも3千人は集まらないと今度はサッカー協会ではなくてカターレ富山が嘲笑されるのではないかと気になっていた。
だが、結論からいうとそれは杞憂だったと分かった。
いつもとは全然違う数の観客がやって来てくれていた。
集まった観客は5千人を超えた。
久しぶりだった。
今日の試合は結果がどうであれ個人的にはこれだけで十分だった。
スタッフの皆さんは本当によく頑張ったと思う。
そして試合である。
スタメンは、GK榎本、DF脇本、代、今瀬、MF碓井、佐々木陽次、白石、花井、前嶋、FW大谷、平松。サブはGK太田、DF柳下、MFルーカス、稲葉、安永、FW高橋、才藤。
大谷がリーグ戦では初スタメンとなった。
試合が始まると右から代、脇本、今瀬、前嶋の4バックだったように思う。
試合はいつもどおりチャンスは作るもののシュートが決まらない。
前半は平松がGKと一対一となる場面や佐々木陽次が決定機を迎える場面があったが得点を奪えず。
すると相模原がチャンスを迎える。
CKからクリアしきれずに先制を許す。
いつものよくない流れのまま前半は終了した。
後半はどこかに手を入れてくるのかと思ったが、メンバーは変わらず。
後半は開始から相模原のペースだった。
なかなか流れが変わらないところにCKを取り、1人目の交代として高橋駿太が入ってきた。
高橋駿太の出場はリーグ戦では6試合ぶりで7月のFC東京U23戦以来だった。
高橋俊太は前線で動き回る自分のスタイルを貫いた。
少しずつボールを持てるようになり、前嶋の左からのクロスに白石が頭でうまくすらして同点に追いついた。
白石は富山での初ゴール。
その後流れは良くなりカターレのペースに。またボールを持てるようになってきた。
その後また相模原のCKが続く時間帯もあったが、ここを何とかしのぐ。
流れは互角の中で次にまた富山が流れを引き寄せる。
波状攻撃からチャンスを作るが、相手GKのファインセーブでことごとく阻まれる。
またいつものこのパターンかという気持ちが生じ始めたところに5146人という観衆の発表が。見ている方もこれでテンションが上がる。
その後まもなく勝ち越し点が決まる。
DFラインの代から右サイドにいた高橋駿太へ速いパスが通る。
そしてすぐにそこからDFラインの裏にスルーパス。
これが裏に走った大谷がきれいに抜け出し、そのままシュートを決めた。
見事なゴール。大谷はこれが公式戦初ゴールだった。
若い頃の苔口が得意としていたようなゴールで素晴らしかった。
この大観衆、そして決めてほしかった大谷の勝ち越しゴール。
今日は絶対に勝たないといけない。
そんな思いが浮かぶ。
チームの意思統一はできているか。
そんなことを思いながら時計の経過を見る。
試合運びは悪くなかった。
不要なファウルはしない。
かといって早くから時間稼ぎをするわけでもない。
終了間際にはリーグ戦では初出場となる安永を白石に代えて投入し、先に入っていた稲葉と2人のフレッシュなボランチに。
最後に相模原がカターレの右サイドを突破しようかというチャンスがあったがここは代が一対一を競り勝って事なきを得る。
このプレイは大きかった。
試合はこのまま終了で、再開初戦を最高の形でスタートできた。
本当にいい試合だった。
(私の10年日記)
2018年 2017年 2016年 2015年 2014年 2013年 2012年 2011年 2010年 2009年 2008年 2007年 2006年 2005年 2004年 2003年 2002年 2001年
読んで面白かったら、一押しお願いします。励みになりますので。

