カターレ富山対愛媛FC(12/4)
今シーズンの最終戦。多くの選手がチームを離れる最終戦。
真の意味でJリーグ仕様のチームになるうえで、通らなければならない過程でもありますが、正直やりきれない思いもあります。他のチームでも何でこの選手が契約更新されないのか、と思うことが多いJリーグですが、自分のチームでそれが行われる時代になったかという思いです。
ただ、決してそれがいいことだとは思いませんが。
さて、試合には少々遅れて到着。雨も何とか上がっての観戦となりました。今日は、FMラジオでも中継がされるということを競技場に着いてから思い出し、ラジオを聞きながら観戦。状況がはっきりとわかり、なかなかいいものです。
さて、試合の方ですが、いきなり2点先制されて、やっぱりもうチームを離れる選手では体力と精神面が落ちているのではないかと思ってしまいました。それで勝てるほど甘いものではないとも。ゲームも支配されてましたし、このまま5点、6点と撮られるのではないかと。
しかし、それは私の考えが誤っていました。彼らは懸命に戦っていました。1点目を返したのがヒデ(石田)。あとで見返したら、相手クリアを朝日が体でブロックしてそれがヒデの目の前に落ちてくるなんて。
試合に出続ければ何かをやってくれる選手だとはこの前書きましたが、力は全く落ちていません。きっと体の軽さとかそういう部分で、嫌われるタイプの選手だとは思いますが、得点能力、嗅覚という面ではかなり優れた選手だと思います。前半は1点リードされた状態で終わり、ハーフタイム。
ほとんどがチームを離れる選手で構成された控え選手の練習風景。携帯カメラでぼけまくってますけど。

後半は、富山がボールを支配できるようになり、同点に。決めたのは渡辺。少し離れた場所からのヘディングだったのに、うまく裏をつけたようで、GKは反応できず。彼は地味な選手で引退する選手でもありますが、カターレのJ2初ゴールを記録した歴史に残る選手です。昨年の大けががなければもう少しできたのではないかと。
そして、今日のクライマックスは3点目でした。苔口のシュートをGKがはじいたところを詰めたのは、またもヒデ。いわゆるごっつぁんゴールですが、そこに詰めていることが大事。それがストライカー。得点を決めたあとにサポーターのところに走っていった時は、感動ものでした。そういえば、今シーズンの1点目もこんなゴールでした。4月の北九州戦。生で見ました。今シーズンはその時の1点と今日の2点の合計3点が総得点ということになりました。
今日はこのあと、長谷川が今シーズン初出場。ハセとヒデのJFL時代からの2トップになって、ヒデの動きも輝きました。周りの選手もハセに点を取らせようとしているのが分かりました。
そして、驚いたのはハセのところにうまくボールが収まること。相手のプレッシャーが弱くなったのかもしれませんが、後ろからのボールを確実にキープして味方につなげる。これぞポストプレイという姿でした。得点はできませんでしたが、こんなにいい選手だったんだなと。
ほかにも印象に残ったところとしては、引退する中田のプレイですか。守備でも必死でしたし、セットプレイも結構いいボールを蹴っていました。期待していた中川はちょっと見せ場がなかったかもしれません。相手の得点はどうしようもなかったものばかりだった気も。ただ、ミスはなかったと思います。
しかし、これで終われないのが今年のカターレで終了近くに同点にされて結局引き分け。悪いところは今年出し切ったと考えましょう。
写真は試合後。セレモニーのために、バックスタンドの方へは終了直後には来てくれませんでした。

その後、記念にグッズを購入し(でも、レプリカユニフォームの値段には驚きました。値段を確認しておけばよかった)、家に帰ってテレビ画面で引退セレモニーを確認。
中田の挨拶が印象的でした。この先が気になるのは今を頑張っていないからだと、春頃に安間監督(当時はコーチ)に言われたと。伝説の選手は自分以外の選手だと。
私自分自身にもいえることではないかと思い、胸に刻まれました。今を精一杯頑張ろうと。
帰宅途中できれいな虹が出ていました。いわゆる栄光への架け橋となるように。

(私の10年日記)
2009年
2008年
2007年
2006年
2005年
真の意味でJリーグ仕様のチームになるうえで、通らなければならない過程でもありますが、正直やりきれない思いもあります。他のチームでも何でこの選手が契約更新されないのか、と思うことが多いJリーグですが、自分のチームでそれが行われる時代になったかという思いです。
ただ、決してそれがいいことだとは思いませんが。
さて、試合には少々遅れて到着。雨も何とか上がっての観戦となりました。今日は、FMラジオでも中継がされるということを競技場に着いてから思い出し、ラジオを聞きながら観戦。状況がはっきりとわかり、なかなかいいものです。
さて、試合の方ですが、いきなり2点先制されて、やっぱりもうチームを離れる選手では体力と精神面が落ちているのではないかと思ってしまいました。それで勝てるほど甘いものではないとも。ゲームも支配されてましたし、このまま5点、6点と撮られるのではないかと。
しかし、それは私の考えが誤っていました。彼らは懸命に戦っていました。1点目を返したのがヒデ(石田)。あとで見返したら、相手クリアを朝日が体でブロックしてそれがヒデの目の前に落ちてくるなんて。
試合に出続ければ何かをやってくれる選手だとはこの前書きましたが、力は全く落ちていません。きっと体の軽さとかそういう部分で、嫌われるタイプの選手だとは思いますが、得点能力、嗅覚という面ではかなり優れた選手だと思います。前半は1点リードされた状態で終わり、ハーフタイム。
ほとんどがチームを離れる選手で構成された控え選手の練習風景。携帯カメラでぼけまくってますけど。

後半は、富山がボールを支配できるようになり、同点に。決めたのは渡辺。少し離れた場所からのヘディングだったのに、うまく裏をつけたようで、GKは反応できず。彼は地味な選手で引退する選手でもありますが、カターレのJ2初ゴールを記録した歴史に残る選手です。昨年の大けががなければもう少しできたのではないかと。
そして、今日のクライマックスは3点目でした。苔口のシュートをGKがはじいたところを詰めたのは、またもヒデ。いわゆるごっつぁんゴールですが、そこに詰めていることが大事。それがストライカー。得点を決めたあとにサポーターのところに走っていった時は、感動ものでした。そういえば、今シーズンの1点目もこんなゴールでした。4月の北九州戦。生で見ました。今シーズンはその時の1点と今日の2点の合計3点が総得点ということになりました。
今日はこのあと、長谷川が今シーズン初出場。ハセとヒデのJFL時代からの2トップになって、ヒデの動きも輝きました。周りの選手もハセに点を取らせようとしているのが分かりました。
そして、驚いたのはハセのところにうまくボールが収まること。相手のプレッシャーが弱くなったのかもしれませんが、後ろからのボールを確実にキープして味方につなげる。これぞポストプレイという姿でした。得点はできませんでしたが、こんなにいい選手だったんだなと。
ほかにも印象に残ったところとしては、引退する中田のプレイですか。守備でも必死でしたし、セットプレイも結構いいボールを蹴っていました。期待していた中川はちょっと見せ場がなかったかもしれません。相手の得点はどうしようもなかったものばかりだった気も。ただ、ミスはなかったと思います。
しかし、これで終われないのが今年のカターレで終了近くに同点にされて結局引き分け。悪いところは今年出し切ったと考えましょう。
写真は試合後。セレモニーのために、バックスタンドの方へは終了直後には来てくれませんでした。

その後、記念にグッズを購入し(でも、レプリカユニフォームの値段には驚きました。値段を確認しておけばよかった)、家に帰ってテレビ画面で引退セレモニーを確認。
中田の挨拶が印象的でした。この先が気になるのは今を頑張っていないからだと、春頃に安間監督(当時はコーチ)に言われたと。伝説の選手は自分以外の選手だと。
私自分自身にもいえることではないかと思い、胸に刻まれました。今を精一杯頑張ろうと。
帰宅途中できれいな虹が出ていました。いわゆる栄光への架け橋となるように。

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