ある程度の環境整備(11/4)
J2の昇格レースが佳境に入っているが、JFLはどうなっているんだろうと気になって順位表を見てみると、これがJ2以上の大混戦。4位までの準加盟チームが昇格できるはずだが、これを見ると町田、長崎、松本と言ったところが圏内を狙える位置、最近気になっている讃岐がちょっと苦しくなってきたかというところ。
JFLの面白さは、完全なアマチュアチームでJリーグに上がる意思はないのだが、門番として上位に位置するチームがいるところ。今年で言えば、「SAGAWA SHIGA FC」。名前から分かるとおり、佐川急便である。このチームはほぼずっと門番として君臨している。そのほかには、「Honda FC」などもそんなチームだ。強いときはJ2でもそこそこいい順位まで行けるんじゃないかと思ってしまう。
こんなことを調べているうちに一つの事実に行き着いた。昨年、町田ゼルビアは順位で昇格の規定を満たしたが、ホームとなる競技場が夜間照明や収容人数などのJリーグの基準を満たしていないことにより、昇格できなかったということ。成績が基準を満たしていながら昇格できなかったのは初めてだという。
確かにある程度の設備が整っていないと観客の多いチームとの対戦がこなせない、また地元の人気も上がらないということは分かる。でも、そのせいで、結局面白味のない陸上競技場での試合が増えてしまっていることもあると思うのだ。
カターレの試合は県総合運動公園陸上競技場で行われているが、客席からピッチまでがかなり遠い。観客も多いとは言えないので、あまりサッカーならではの一体感を感じることがない。そして、その競技場自体が富山市の郊外にあるので、駅前などでも今日サッカーの試合があるということを感じることが全くない。富山市以外の人にとってはなおさらだろう。
たまには、高岡や魚津などで試合をやってほしいところだが、肝心の競技場がJリーグの基準を満たしていないからできないのだと思う。ただ、そうすれば観客の掘り起こしにもつながり、富山市まで足を運んでくれる人が増えるように思うのだ。あまり、高い競技場の基準に従って、面白さを減らしているような気がする。小さな会場というのはそれなりに選手との一体感があっておもしろいのだ。
こんなことを書くつもりではなかったけれど、結果的にこうなってしまいました。あはは。
(私の10年日記)
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