富山マラソン

実は一年前に出場を決めた富山マラソン。
きっかけはカターレ富山のJ3降格。
降格が決まったその日に、そういえば、来年の今日は富山マラソンか、と思ったのだ。

しかし、9月末に腰痛がひどくなったこともあり、今日まで練習らしい練習はほとんどできず。
2週間前に「あいの風リレーマラソン」に出場したのと、今週少し走った程度だ。
それで、42.195㎞を走ろうというのだから、正直なめている。
マラソンをなめすぎている、と思って、出場を辞退するかどうか本当に迷っていた。
途中で動けなくなって、迷惑をかけるのもまずいとおもったので、3日前くらいまで迷っていた。

すると、知人のいろいろな人達がボランティア作業に従事していることを知った。
当日もそうだ。
とても多くの人達が携わっている。
そのことが、出場に踏み切る動機づけになった。
せっかく、自分達のためにこれだけいろいろな準備をしてもらっているのに、辞退することが逆に申し訳ないという気持ちになってきた。
結局、今日、受付を済ませて出場することを決めた。
どうなるかは正直分からない。
だが、今回はどんなにゆっくりでも歩かないことを目標に決めた。
強い気持ちを持って、当日に臨もう。
一人、気持ちを高めた。


朝、富山あいの風鉄道に乗って高岡駅に向かう。
かなりの混雑を予想していたが、それほどではなく、座って高岡駅まで行くことができた。
周りは、当然のようにこれから走ろうという人ばかり。
高岡駅を降りてからは、ひたすら大勢の人が歩いていく方向に向かっていく。
見覚えのある高岡文化ホールの近くまで来た。
荷物を預ける。

少しウォーミングアップをして、スタート地点に並ぶ。
私はDグループで早い方からは4番目の集団。
5時間以内を目標にする集団だ。
スタート時間が近付き、気持ちは高まる。
定刻の9時に号砲が鳴った。
だが、なかなか動き出す気配はない。

2分ほどたって少しずつ動き出した。
だが、まだゆっくりとジョギングするくらいのスピード。
だんだん、スタート地点に近付いてくると何やら奇声が聞こえる。
誰かと思ったら、声の主は有森裕子さんだった。
選手全員に、「フォーーー」とか言って、盛り上げていた。
号砲から約5分後、ようやくスタート地点を越えた。

そして、有森さんがいるスタート地点を通過して間もなく、ようやくマラソンのスピードになってきた。
だが、ランナーは多い。
最初は高岡の街中を走るので、道幅が狭いところがある。
そこはほとんど前を抜いていくことはできない。
しばらくして、頭に風船をつけている集団を見つけた。
これがペースメーカーの人たちで、最初に見つけたのが5時間でゴールするペースメーカー。

そこは追い抜き、何とか4時間のペースメーカーまでは一度追いつきたいと思うようになった。
ペースを上げて、6〜7kmくらいの所で、ようやく4時間半のペースメーカーに追いついた。

そこを抜いて進む。
走っていて、サッカーのユニフォームを着ている人がそこそこいることに気付く。
浦和、FC東京、松本山雅を見かけたが、カターレ富山はなかなか見かけない。
自分はそのユニフォームを着て走っているのだが、同趣味の人に出会わない。
ちょっと寂しい気がしたが、途中で、気が付いたら、カターレユニフォームの人が前を走っていることに気付いた。
だが、その人はおそらく後ろから追い抜いていった人なのだろう。
追い付くことはできず、置いて行かれた。

その後、庄川の河川敷で、NHK富山の女子アナウンサーの人が走りながら、レポートしているのを見かけた。
しばらく、その周辺をうろうろと走り、カメラで撮影されているような所では、その前に出たりしていた。
(翌日のニュースで、見事に映り込んだことを発見した。)

ただ、元気だったのは、17km地点くらいまで。
徐々に、疲れが出てきて、そして19kmくらいから迎えるのが新湊大橋。
この橋は1kmくらい、急な登りが続く難所だ。
映像で見るだけなら美しい橋なのだが、これをスタミナが切れつつあるところで迎えるのが苦しい。
結局、ここで完全に失速してしまった。
その後、同じように下りもあるのだが、一度落ちたペースを上げることはできず、次々と後続のランナーに抜かれていくだけ。
とてもつらかった。
4時間のペースメーカーに追い付くことなど、かなわなくなった。

橋を越えて、マラソンの中間点も越えたが、その後は田んぼの中を走って行くコースに。
幸い、いろいろなエイドは充実していたので、エイドで提供される食べ物を口にして、すこで一息し、次のエイドまで走る、の繰り返し。
エイドが頻繁にあるので、何とかその間だけでも走り切ることはできた。

途中で1回、トイレにも行ったのだが、そこで、一度追い抜いた4時間半のペースメーカーにも抜かれる。
そこについて行こうと思ったが、それもなかなか難しくとにかく最後まで走ることだけが目的になった。
何とか5時間を切れれば。

30kmを過ぎ、次の目標はカターレ富山の専属ダンスチーム、leap-blueが待つ34km地点。
苦しみながらも、ようやくそこにたどり着いた。
疲れはあったが、ユニフォームをアピールして、ちょっと歓声を浴びた後、走って行く。

後はとにかく長かった。
1km8分くらいの超スローペース。
35km、36km、37kmくらいは上り。
富山大橋のところもちょっと上りがあって、いよいよゴールに近づいてきた。
もう、後は惰性でも何でもいいから走るだけ。
最後の環水公園の近くで、富山商業の応援団がサッカーのチャントのような応援をしてくれていたのが印象的だった。

結局、タイムは何とか5時間を切れてゴール。
何とか走り切れてよかった。
ゴール後、完走証をもらい、最後に荷物を取りに行くのに体育館の地下に降りなければならない。
それがきつかった。
最後の洗礼。

天候に恵まれ、エイドも充実していて、いい大会だった。
これだけ充実した大会は、なかなかないのではなかろうか。
準備に携わった人たち、当日ボランティア等で運営に協力された人たちに感謝したい。

スタート。


松本山雅サポーター。


浦和サポーター。


FC東京サポーター。


ミランのホンダのユニフォーム。


そして、カターレサポーター。


沿道ののぼり。
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ジャンル : スポーツ

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    性格は基本的に後ろ向き。何をするにも尻込みして、やってみたとしてもどんくさい。何かを変えたいと思っていても実は現状肯定主義者で偉そうに語ることもあります。
    こんな私ですが、ブログを見てもらった人には和んでいただきたいと思って書いております。
    なお、更新は数日おきにまとめて更新していることが多いのでご了承下さい。
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