日本素晴らしい論(2016/11/16)

もうこんな状態になって久しいが、日本素晴らしい、的なテレビ番組が多い。
最近では、いろんな事故対応や災害対応にも日本素晴らしい的なものを目にすることが多くなった。

先日も、博多で非常に大規模な陥没事故が発生した。
あれだけの大きな陥没にもかかわらず、幸いにも負傷者もゼロ。
そして、わずか1週間で埋め戻して道路が復旧した。

確かに素晴らしい対応で、復旧までの時間も短かった。
その時に、ネットでやたらと日本素晴らしい的な意見を見た。

だが、それは果たして日本が素晴らしいのだろうか。
その復旧に携わった人達の頑張りがすごいのであって、それをなぜ日本と大きく拡大するのか。

そもそも、その事故で被害を被った人もいる。
困った人もいるのに、手放しで賞賛するのはちょっと違わないか。
確かに素晴らしいが、第三者が手放しで賞賛するのは、違うと感じる。

例えば、東日本大震災の東京電力の原発の事故。
あれも、復旧に当たり、事故の拡大を防いだ人達の努力は賞賛されてもいいはずだが、あれを賞賛する人はいない。
被害にあった人が多いからだ。

被害にあった人が一定程度いるならば、それを表立って賞賛するのは何だかおかしい。
そういう考えが以前はあったはずだ。
そして、その賞賛を日本に向けるのはさらにおかしい。

都合のいい時だけ、日本に拡大解釈し、都合の悪いことが起きたら、それは個人の責任にする。
相模原で起きた障害者施設を襲った殺人事件が起きたのも日本であるが、その時に日本はダメだという意見は見られなかった。
どちらも同じ日本で起きたことである。

なぜ、あんな事件が起きたのか、未だにわからない。
それに一個人に責任をかぶせて終わりにしていいのかもわからない。
そのような考えを持つ人間が、何の疑いもなく生きていて、その考えを改めることがないまま、生きてきたことに驚く。
普通はそんな偏った考えを持っていれば、自分がおかしいということに気付くはずだし、誰か周りが止められるはずだ。

別に日本を自虐的に見ろと言っているのではない。
こんなに、日本が素晴らしいとばかり言っていると、またいずれ人為的な責任による大きな事故が起きてしまうのではないかと危惧している。

それと、日本素晴らしい、は、大体どこかの国が嫌いな人が言っていることが多い。
どこかに比べて日本は素晴らしいと。
それはそれでいいのだが、その人達は本当に日本が素晴らしいと思っているんじゃなくて、他の国を蔑むためにそう言っているのではなかろうか。

そんな空気を感じるので、私は、日本素晴らしい、の風潮からは一歩引いて構えるようにしている。
素晴らしいと言えるのは本来他の国の人達だ。
自分で言うものではない。
それにもし仮に言ったとしても、他の国は関係ない。

自画自賛の激しい人を信用できるだろうか。
やはり一歩引いて構えるのではないだろうか。
冷静に見つめる目を常に持っていたい。

(私の10年日記)
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